2025年01月25日
保護犬を選ぶ飼い主さんは少しずつ増えてきている
ペットショップではなく、保護犬をお迎えしたいとお考えの方が少しずつ増えてきています。アメリカなどの欧米ではすでに当たり前のように選ばれていますが、日本でも保護犬を選ぶ流れが少しずつできつつあります。保護犬たちは、何かしらの理由で一度、捨てられたりしていることもあり、大切に飼育してあげることがとても大切です。
保護犬を迎えるにあたって
今回は、保護犬を家族として迎える時の条件についてのお話です。里親さんが保護犬を迎えるにあたって、多くの団体様も書類審査や自宅のチェックを行います。その時にどんな環境を整えておくべきか、どのようなことに気を付けなければならないかをお話していきます。
里親さまご自身の状況について
里親さまに必要な条件は以下の点について確認させていただく場合が多いです。
年齢
18歳以上かどうか、高齢ではないかなど。 多くの施設では、18歳~60歳までとなっています。後見人を立てる場合は、61歳以上でも引き取り可能になる場合があります。
家族構成
一人暮らしや夫婦での生活、2世帯住居など。 一人暮らしではお迎えを断られることもあり、これは飼い主が突然飼えなくなった際、その後、また保護犬となってしまうリスクがあるためです。一人暮らしの場合でも、代わりにお世話のできる保証人がいればお迎え可能になる場合もあります。また、ご家族の中に犬が嫌いな人や飼うことに反対の人がいたり、動物アレルギーを持つ人がいたりする場合も不可とされます。
お金について
ご飯や医療費、保険代など、犬を飼い続けるためにはさまざまな費用が必要となります。突然の病気で高額な医療費がかかることも無いとは言えません。そのため、自立して安定した収入があるなど金銭的にある程度余裕があることも必要になります。
生活リズム
留守番時間が非常に長い、高い頻度で数日家を空けてしまう、散歩に連れていけなかったりなど、犬を飼う際に家族の誰かがお世話をできないことが考えられる場合はお迎えを断られる場合があります。
ご自宅の環境
部屋の大きさ
保護犬を引き取る場合、室内飼いであることを条件としていることが多いです。そのため、家に十分な広さを求められるケースがほとんどです。中型犬など大きめの犬の場合、1人暮らし用のワンルームに住んでいる場合は断られることもあります。
マンションか一軒家か
マンションの場合はペット可の物件かどうかも重要です。ペット可を証明するため、不動産業者もしくは大家さんによるペット許可証の提示を求められることもあります。
脱走対策
犬が脱走しないように十分な防護柵が用意していなかったりするとお迎えをお断りされることもあります。
サークルの準備
犬が落ち着ける場所を用意することも非常に重要です。その子その子に合ったケージやサークルを準備しておくことも大切です。
NPO法人Link toにおける条件
NPO法人Link toでも、里親さまにお迎えをしていただく場合は、書類審査及び自宅チェックを実施させていただきます。いくつかの条件はありますが、後見人をたてた60歳以上の方のお迎えや単身の方でも終生預かりボランティアを活用して保護犬をお迎えいただくこともできます。ぜひ一度、保護犬を見にいらっしゃってください。
※終生預かりボランティアについて詳しくはこちらからご覧ください。
里親募集中
NPO法人Link toでは、保護犬の新しい里親さんを募集しています。ぜひご興味ある方はご連絡ください。
里親募集中のワンコの一覧はこちらからご覧下さい。
ボランティアスタッフ募集中
ペット飼育経験有無にかかわらず、お任せできることは沢山あります。
月に数回からでも何かお手伝いをしたい、保護犬たちのためにできることをしてあげたい。
そのような想いをお持ちの方は、ボランティアページよりお気軽にお問い合わせください。
ボランティアページはこちらからご覧いただけます。
預かり場所
老犬ホームスマイルフラワー
〒266-0002 千葉県千葉市緑区平川町1349-11
アムール動物病院
〒297-0012 千葉県茂原市六ツ野3697−2
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