保護犬を迎える時に知っておくべき医療面 ~予防接種や健康診断~

2024年12月21日

保護犬を選ぶ飼い主さんは少しずつ増えてきている

保護犬

 

ペットショップではなく、保護犬をお迎えしたいとお考えの方が少しずつ増えてきています。アメリカなどの欧米ではすでに当たり前のように選ばれていますが、日本でも保護犬を選ぶ流れが少しずつできつつあります。保護犬たちは、何かしらの理由で一度、捨てられたりしていることもあり、大切に飼育してあげることがとても大切です。

 

予防接種

保護犬

 

今回は、保護犬を家族として迎える時の知っておくべき医療面です。まず、予防接種は欠かさず行いましょう。狂犬病や感染症予防ワクチンが必要になります。ワクチンの種類は、5種や8種など様々ですが、お散歩で野山にお出かけをしたい場合などは、レプトスピラ症の対策もできるワクチンを選ぶことも一案です。

 

フィラリア・ノミマダニ

保護犬

 

フィラリア症になってしまうと亡くなってしまうこともありますのでしっかり対策を行いましょう。ノミマダニ対策もお散歩で草むらなどを散策する場合は必ず行っておくべきです。マダニに咬まれると本人も痛いですし、沢山のマダニに咬まれた場合は貧血や他の感染症を起こしてしまうこともあります。また、SFTSなど人も亡くなってしまう病気もありますので、私たちにとっても重要な対策となります。最近では、フィラリア・ノミマダニ対策を一緒に行えるオールインワンタイプもありますので、そのタイプを使えば忘れることなく対策できますね。

 

健康診断

保護犬

 

犬は私たちの5倍のスピードで年齢を重ねていきます。そのため、病気の進み方も非常に早く、見つかった時には病気が進行していることも少なくありません。そのため、健康診断を定期的に行うことはとても重要であり、病気の早期発見・治療にもつながります。フィラリア検査の時に採血しますので、その時に一緒に血液検査をすれば犬たちにも負担を少なく、検査をできます。年に1回は行うようにしましょう。

 

普段の生活における些細な変化

保護犬

 

ご飯を食べなくなる、おしっこやウンチをしない、このような様々な変化の裏に実は大きな病気が隠れてることも少なくありません。例えば、ご飯が大好きなのに急に食べなくなった、もしかしたら何かを飲み込んでしまい、気持ち悪い思いをしていることもあります。普段の些細な変化を見逃さないようにしましょう。

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