2024年07月29日
情報収集について
災害時に様々な情報を分かりやすくまとめておくことはとても重要なことです。例えば、飼っているペットが迷子や行方不明になってしまった時に、その子の情報をSNSなどですぐに広められることができれば、より早く見つけられることができます。見つかるのが遅くなればなるほど、ペットにとっては身体的にも精神的にもダメージを与えてしまうことになります。また、その他にも様々な情報を集めておけば必ず役に立ちますので、普段から情報を蓄積しておくようにしておきましょう。
避難所の把握と経路
災害が起きた時、家の近くの避難場所はどこか、もしくは勤務先から最も近い避難場所はどこか、事前に把握しておくことで迅速に動くことができます。また、周りに倒壊しやすい建物(古い建物など)がある場合は、避難経路から外すようにしておきましょう。同時に、家族と別々に被災した時にどうやって連絡をとるかも決めておくことも重要です。
ペットの預かり先の把握
車やテントを持っておらず、家の近くにペットと同行避難できる避難所が無い場合は預ける先を探さなければなりません。また、自身が怪我をしてしまった場合などにおいてもお世話をできなくなってしまいますので、そういった時に頼れる施設や知り合いを探しておきましょう。もし身近にいない場合は他県などで預けられる先を探しておくことも災害時の備えとなります。
ペットの情報
ペットの情報は多岐に渡り、以下の情報を残しておくことが重要です。
・名前や年齢などの基本情報
・写真(特徴も一緒に)
・持病、ワクチン接種などの医療情報
・不妊/去勢手術の有無
・鑑札/マイクロチップの有無
・トレーニングの有無(トイレや人慣れなど)
以上のように様々な情報がありますが、できるだけ細かく情報を残しておくことが重要です。万が一に備えて情報をしっかり蓄積しておきましょう。
まとめ
避難所及び経路経路の把握、ペットの情報は災害時に欠かせない大切な情報です。後回しにしてしまうと忘れてしまうこともありますので、思いついたときにご家族で情報をまとめておきましょう。NPO法人Link toでは、ペット防災イベントを通じて、様々な対策を啓蒙して参ります。ぜひイベントにご興味ある方がいらっしゃいましたらご相談下さい。私たちは、人とペットが一緒に暮らすことのできるより良い社会を目指して、これからも活動を広めて参ります。
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