2024年07月30日
家具の配置について
部屋における家具の配置は災害時に迅速に行動するためにとても重要です。家の中の避難経路内に家具が倒れて逃げ遅れてしまったり、倒れることによる怪我につながる可能性もあります。また、迅速に動けるためには、何がどこに置いてあるか把握しておくことも欠かせません。備蓄品を1か所にまとめて置いておくことも素早く動けることにつながります。家具の配置は人にとってもペットにとっても重要な点になりますので、ぜひ今のうちから対策をしておきましょう。
ケージを置く場所
ケージ/キャリーはいつでも取り出しやすい場所に置いておきましょう。災害時はペットをケージやキャリーに入れて同行避難することで、人もペットも安全性が高まります。そのため、ケージにいつでも入れるようにトレーニングをしておくことも大事です。また、ケージが置いてある場所の近くに倒れそうな物が置いてある場合は倒れないような対策を行う、もしくは倒れそうな物を近くに置かないようにしましょう。
ガラス飛散防止対策
災害で窓ガラスや食器棚のガラスが飛散してしまうと人もペットも怪我につながってしまいます。窓ガラスが薄かったりと対策が必要な場合は、飛散防止フィルムなどで飛散防止対策を実施しておきましょう。また、窓際にペットの寝る場所を置いている自宅があれば、熱中症になるリスクもあるため、窓から離しておくようにしましょう。
トイレや寝る場所
トイレや寝る場所も家具が倒れないようにする、もしくは倒れそうな物が置いていない場所にしましょう。クレートで寝る習慣があれば災害が起きた時にも安心です。
まとめ
自宅の防災対策も災害時に備えた準備として欠かせないものです。同時にマンションに住んでいる方は自宅からマンションの避難経路も合わせて確認しておきましょう。ペットを全世帯飼育しているマンションであればトラブルは起こりにくいですが、多くのマンションでは、ペットを飼育していない方もいらっしゃいますのでその時の経路を確認しておくことはとても重要です。できることから少しずつ準備することで対策を行っていきましょう。NPO法人Link toでは、ペット防災イベントを通じて、様々な対策を啓蒙して参ります。ぜひイベントにご興味ある方がいらっしゃいましたらご相談下さい。私たちは、人とペットが一緒に暮らすことのできるより良い社会を目指して、これからも活動を広めて参ります。
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