2025年04月29日
保護猫を迎える人は増えてきている
近年、保護猫を迎える人は増えてきています。一般社団法人ペットフード協会の調査でも犬よりも猫の方が保護猫を迎える方が増えてきているという統計がでています。保護猫にも飼育放棄や多頭飼育崩壊など様々な背景がありますが、それぞれの子に合わせてお迎えすることが大切です。
保護猫の飼育は難しい?
猫を飼いたいと思って、保護猫を迎える方は増えています。特に保護施設からの譲渡や、野良猫、知り合いが見つけた猫を譲り受けるというケースが多くなっている傾向があります。猫はお散歩などが無いため、犬よりも飼育の負担が少なく、飼育しやすいというのが特徴となります。一方でなかなか懐かないので飼育放棄につながってしまうことがいまだにあるのも現状です。そうならないようにするためにも猫の生態について飼育する前にしっかり知っておく必要があります。
猫は群れで暮らすいきもの?
猫はそもそも集団で暮らすいきものではなく、単独行動で生活しています。そのため、好きな時に甘えてきますし、非常にマイペースといえます。とても甘えてくる子もいますが、この性格は覚えておいた方が良いですね。さらに、多頭飼育する場合は先住猫との相性が非常に大切になってきます。また、猫は高い場所を好みますので、それぞれの子が落ち着く場所を準備しておくことは欠かせません。部屋が少し狭いかもと感じる場合は、その分上下に移動できる環境を準備することが大切です。
多頭飼育する場合の注意点は?
前述したように、迎え入れる際は先住猫との相性はしっかり確認しておきましょう。また、食器なども猫の頭数分準備しておくことが重要です。トイレは飼育頭数+1を準備しておくことで猫もストレスなく暮らせることができます。猫は冬になると膀胱炎などを起こしやすくなりますので、トイレを別にしておくことで何か異常があった場合、見つけやすくなります。
猫同士で仲良くなることもある?
もちろん、猫同士で仲良くなることもあります。犬もそうですが、小さい頃から触れ合っていればそういった環境に慣れているため、一緒に遊んだりするようになります。保護猫の中でも小さい頃に他の猫が身近にいた場合は、保護されて新しい家庭にいっても問題なく過ごせるかもしれません。成猫になってから譲渡される子はその子に合ったペースで新しい環境に慣れていってもらうことが一番です。
NPO法人Link toでは?
当団体でも、保護猫活動をこれから行っていきます。日本にはまだまだたくさんの保護猫がいますので、譲渡を推進していくとともに、飼い主さんが飼育面でいつでも相談できるような体制も整え、人と猫が暮らしやすい環境をしっかり広めていきたいと思います。
NPO法人Link toでは、「一人一人が誰かのために、できることを始めてみる」を想いに、活動を行っています。これからも1頭でも多くの子が幸せになれるように活動して参ります。
終生預かりボランティアとは?
終生預かりボランティアは、上記以外の方法でご支援いただける方法です。高齢であったり、病気を持っている保護犬をボランティアの皆様にワンコをお預けし、虹の橋を渡るまで共に暮らしていただく制度になります。
「保護犬を家族に迎えたいと思うけど、自分の年齢を考えると不安」
「何かあった時に犬をかえって不幸にしてしまうのではないか」
「病気の子をお迎えしてあげたいけど、医療費を考えると引き取ることは難しい」
そういった方にぜひこの制度を活用して、保護犬との生活を楽しんでいただきたいと思います。
里親募集中
NPO法人Link toでは、保護犬の新しい里親さんを募集しています。ぜひご興味ある方はご連絡ください。
里親募集中のワンコの一覧はこちらからご覧下さい。
ボランティアスタッフ募集中
ペット飼育経験有無にかかわらず、お任せできることは沢山あります。
月に数回からでも何かお手伝いをしたい、保護犬たちのためにできることをしてあげたい。
そのような想いをお持ちの方は、ボランティアページよりお気軽にお問い合わせください。
ボランティアページはこちらからご覧いただけます。
預かり場所
老犬ホームスマイルフラワー
〒266-0002 千葉県千葉市緑区平川町1349-11
アムール動物病院
〒297-0012 千葉県茂原市六ツ野3697−2
ご支援・ご寄付
ご支援・ご寄付はこちらから受け付けております。
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