高齢の保護犬を家族へお迎えする場合は? ~食事や運動などチェックするべきこと~

2025年01月28日

保護犬を選ぶ飼い主さんは少しずつ増えてきている

保護犬

ペットショップではなく、保護犬をお迎えしたいとお考えの方が少しずつ増えてきています。アメリカなどの欧米ではすでに当たり前のように選ばれていますが、日本でも保護犬を選ぶ流れが少しずつできつつあります。保護犬たちは、何かしらの理由で一度、捨てられたりしていることもあり、大切に飼育してあげることがとても大切です。

 

高齢の保護犬もお迎えできる?

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病気があったり、人に慣れるのに時間がかかってしまうと、高齢になってしまう保護犬も中にはいます。もちろん、里親様としてお迎えいただくことは可能ですので、ぜひご興味ある方は団体様へお問い合わせいただけます。また、里親様が60歳以上であった場合でも、預かりボランティアという制度をご活用いただくことで一緒に暮らせるケースもございます。

 

老犬をお迎えするときの注意点は?

保護犬

老犬をお迎えする場合は、現在の状況をしっかり把握したうえでお迎えすることが大事です。犬は7歳を超えると中高齢犬と呼ばれますが、近年では犬の平均寿命も延びてきていますので、毎年1回の健康診断を行うことや何か気になることがあれば早めに相談できる先を準備しておくことも大切になります。

病気のサインは?

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ご飯を食べる量が減ってきた、寝る時間が増えてきた、夜泣きをする、発作が起きるなどは老化に伴って分かりやすい変化です。また、心臓疾患などがあると、咳をしたりすることもありますので、しっかりチェックするようにしておきましょう。

老犬の食事で注意する点は?

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一緒に過ごす上でまず重要になるのはご飯です。例えば、健康診断などで腎臓に異常が見られた場合、腎臓に負担の無いようなご飯を選ぶことが大切です。また、高齢になってくると動きが鈍くなってくることもあるので、そういった時はエネルギー摂取量を抑えめのご飯にするなど、その子その子に合わせたご飯が必要になります。

老犬の運動で注意する点は?

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運動も無理せず適度に行うことが重要です。人と同じように犬も関節が弱ってきますので、のんびり歩いてあげたり、坂の無い道を選んであげることにより負担が減ることにつながります。また、犬用のサポーターや車いすもあるので必要な場合は活用することも一案です。

 

 

NPO法人Link toでは、「一人一人が誰かのために、できることを始めてみる」を想いに、活動を行っています。これからも1頭でも多くの子が幸せになれるように活動して参ります。

 

終生預かりボランティアとは?

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終生預かりボランティアは、上記以外の方法でご支援いただける方法です。高齢であったり、病気を持っている保護犬をボランティアの皆様にワンコをお預けし、虹の橋を渡るまで共に暮らしていただく制度になります。

 

「保護犬を家族に迎えたいと思うけど、自分の年齢を考えると不安」

「何かあった時に犬をかえって不幸にしてしまうのではないか」

「病気の子をお迎えしてあげたいけど、医療費を考えると引き取ることは難しい」

 

そういった方にぜひこの制度を活用して、保護犬との生活を楽しんでいただきたいと思います。

 

里親募集中

NPO法人Link toでは、保護犬の新しい里親さんを募集しています。ぜひご興味ある方はご連絡ください。

里親募集中のワンコの一覧はこちらからご覧下さい。

 

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ボランティアスタッフ募集中

ペット飼育経験有無にかかわらず、お任せできることは沢山あります。
月に数回からでも何かお手伝いをしたい、保護犬たちのためにできることをしてあげたい。
そのような想いをお持ちの方は、ボランティアページよりお気軽にお問い合わせください。

 

ボランティアページはこちらからご覧いただけます。

預かり場所

老犬ホームスマイルフラワー

老犬ホームスマイルフラワー
〒266-0002 千葉県千葉市緑区平川町1349-11

 

アムール動物病院

アムール動物病院
〒297-0012 千葉県茂原市六ツ野3697−2

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