2025年11月14日
犬の社会化を行うことで飼育放棄の減少へ

ペットショップではなく、保護犬をお迎えしたいとお考えの方が少しずつ増えてきています。保護犬をお迎えした後もしっかりトレーニングを行っていくことは重要です。これから一緒に長く過ごしていくためにも、無駄吠えしない、人を怖がらないようにするなどトレーニングを行っていく必要があります。
吠え癖の原因を探る

当たり前ですが、犬は人の言葉を話すことができません。そのため、吠えてしまう子に対して原因をしっかり見極めていく必要があります。例えば、「吠える」という動作1つとってみても、何に反応して吠えているのか?何を見て吠えているのか?などしっかり観察していく必要があります。原因を間違えてトレーニングを行ってしまうと、結局「吠える」という行為が正当化されてしまったりすることも少なくありません。
よくある3つの原因

「吠える」という動作に関しては3つの原因が多いように考えられます。1つ目は不安や警戒、2つ目は退屈やストレス、3つ目は要求です。1つ目は人に対して警戒して吠えてしまうなどの行動がイメージしやすいかと思います。2つ目は1人でいる時間が長く、特に若齢の子たちに多い印象があります。この時期は様々な刺激(人に会う、外に出かけるなど)に触れることがとても重要になりますので、できるだけ留守番の時間を減らすことも大切です。3つ目もイメージしやすいかもしれませんが、おやつを欲しい時や遊んでほしい時に吠えたりしてしまうことです。
「不安・警戒」への対策

前述したように原因をしっかり見極めてからトレーニングを行うことが大切です。そのため、対策を行う際は原因をしっかり把握したうえで注意しながら行いましょう。まず、不安や警戒に関しては少しずつ原因となる刺激に慣らしていくことが重要です。Link toの保護犬たちの中にも最初は人が怖くてクレートから出られない子もいます。そういった子に対して無理して引っ張り出すのではなく、まずは1人、2人と触れ合うところからスタートして小規模の保護犬触れ合い体験などに参加していきます。少しずつ段階を踏むことで、そういう場所に行けば「おやつをもらえて楽しい場所」などの学習をしていき、人に慣れていくことができます。
「退屈・ストレス」への対策

退屈やストレスに関しては、留守番時間が長い、1人での時間が長いなどの原因が考えられます。もちろんそれぞれの子の性格の影響も受けますが、やはり若い子の方がこのような行動がでやすいように感じます。当団体でも、若い子を譲渡する際は、1人での留守番時間が長い方についてはしっかり聞き取りを行います。犬の社会化を行う最も大切な時期になりますので、他の犬や人と触れ合うことで長く一緒に過ごしていけるルールを学んでいくことができます。また、1人でも遊べる知育玩具などを用意しておくことも大切です。高齢になれば、のんびり過ごしたい子も増えてきますので、特に年齢の若い子には注意しましょう。
「要求吠え」への対策

要求吠えをされるとついつい反応してしまうことも多いのではないでしょうか。その反応によって、吠えたらおやつをもらえる、吠えたらどこかへ連れて行ってもらえるなどの要求吠えが激しくなってしまいます。そのため、要求吠えへの対策は、「反応しないこと」から始めなければなりません。そして吠えて要求しなくなったらご褒美をあげるなど反応することが大切になります。
トレーニングは飼い主自身でできる?

トレーニングを飼い主だけで行うことも可能ですが、できればしばらくは定期的にプロのトレーナーさんへアドバイスをいただいた方が良いと思います。飼い主が自然に行っている行動が、実は犬が新しい環境に慣れない、マナーを身につけられない大きな要因となっていることも少なくありません。当団体の保護犬へ社会化を行っているドッグトレーナーがオンライントレーニングも行っています。無料体験も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
→→対面でのご相談:JPB動物医療センター千葉・アムール動物病院・ひたち滑川丘動物病院でもしつけ相談を受け付けています
NPO法人Link toでは?

当団体でも、ボランティアスタッフを募集しています。ボランティアにご参加いただける方と一緒に、人とペットがより暮らしやすい社会を作っていきたいと思います。日本にはまだまだたくさんの保護犬猫がいます。ぜひ一緒に活動いただける方はご連絡ください。
NPO法人Link toでは、「一人一人が誰かのために、できることを始めてみる」を想いに、活動を行っています。これからも1頭でも多くの子が幸せになれるように活動して参ります。
終生預かりボランティアとは?

終生預かりボランティアは、上記以外の方法でご支援いただける方法です。高齢であったり、病気を持っている保護犬をボランティアの皆様にワンコをお預けし、虹の橋を渡るまで共に暮らしていただく制度になります。
「保護犬を家族に迎えたいと思うけど、自分の年齢を考えると不安」
「何かあった時に犬をかえって不幸にしてしまうのではないか」
「病気の子をお迎えしてあげたいけど、医療費を考えると引き取ることは難しい」
そういった方にぜひこの制度を活用して、保護犬との生活を楽しんでいただきたいと思います。
里親募集中
NPO法人Link toでは、保護犬の新しい里親さんを募集しています。ぜひご興味ある方はご連絡ください。
里親募集中のワンコの一覧はこちらからご覧下さい。
ボランティアスタッフ募集中
ペット飼育経験有無にかかわらず、お任せできることは沢山あります。
月に数回からでも何かお手伝いをしたい、保護犬たちのためにできることをしてあげたい。
そのような想いをお持ちの方は、ボランティアページよりお気軽にお問い合わせください。
ボランティアページはこちらからご覧いただけます。
預かり場所

老犬ホームスマイルフラワー
〒266-0002 千葉県千葉市緑区平川町1349-11

アムール動物病院
〒297-0012 千葉県茂原市六ツ野3697−2





