保護犬は人になつく? ~保護犬を迎え入れる際に知っておきたいこと~

2025年04月29日

保護犬を選ぶ飼い主さんは少しずつ増えてきている

保護犬

ペットショップではなく、保護犬をお迎えしたいとお考えの方が少しずつ増えてきています。アメリカなどの欧米ではすでに当たり前のように選ばれていますが、日本でも保護犬を選ぶ流れが少しずつできつつあります。保護犬たちは、何かしらの理由で一度、捨てられたりしていることもあり、大切に飼育してあげることがとても大切です。

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保護犬はなつくのか?

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保護犬にもそれぞれ保護された背景があります。元々山で暮らしていた、多頭飼育崩壊などで劣悪な環境で過ごしていた、飼い主さんになつかず捨てられてしまったなど様々な理由が挙げられます。例えば、元々山で暮らしていた子はまずは人の社会に慣れていくことが欠かせませんし、嚙みついてしまう子には嚙みつかないようなトレーニングを行っていく必要があります。そのため、それぞれの子に合ったトレーニングを行うことで人に少しずつ慣れるようになってきます。

どれくらいで慣れてくれる?

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新しい環境に慣れるのはその子その子によって様々です。やはり子犬は慣れやすいですし、1年くらいかけてゆっくり慣れていく子もいれば、すぐに慣れてくれる子もいます。また、慣れてきてもそんなに甘えてこないような子も中にはいます。自宅へ迎え入れてすぐは特にびっくりしやすいので、クレートを準備して自宅で落ち着ける環境を作ることや扉の開閉の確認、ゲートを玄関前に設置することによる脱走対策をしておくことも重要になります。

トレーニングは飼い主だけでできる?

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トレーニングを飼い主だけで行うことも可能ですが、できればしばらくは定期的にプロのトレーナーさんへアドバイスをいただいた方が良いと思います。飼い主が自然に行っている行動が、実は犬が新しい環境に慣れない、マナーを身につけられない大きな要因となっていることも少なくありません。保護団体によってはトトレーニングも一緒に行っている施設もありますので譲渡時に相談してみることも一案です。

それぞれの子に合った対応

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このように保護犬にはそれぞれの子に合った対応が必要となります。犬はもともと群れで暮らす習性がありますので、家庭を1つの群れとして考えて行動します。保護犬を迎えた際は、その環境に慣れるまでゆっくり待ってあげましょう。

 

NPO法人Link toでは?

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当団体でも、ボランティアスタッフを募集しています。ボランティアにご参加いただける方と一緒に、人とペットがより暮らしやすい社会を作っていきたいと思います。日本にはまだまだたくさんの保護犬猫がいます。ぜひ一緒に活動いただける方はご連絡ください。

 

NPO法人Link toでは、「一人一人が誰かのために、できることを始めてみる」を想いに、活動を行っています。これからも1頭でも多くの子が幸せになれるように活動して参ります。

 

終生預かりボランティアとは?

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終生預かりボランティアは、上記以外の方法でご支援いただける方法です。高齢であったり、病気を持っている保護犬をボランティアの皆様にワンコをお預けし、虹の橋を渡るまで共に暮らしていただく制度になります。

 

「保護犬を家族に迎えたいと思うけど、自分の年齢を考えると不安」

「何かあった時に犬をかえって不幸にしてしまうのではないか」

「病気の子をお迎えしてあげたいけど、医療費を考えると引き取ることは難しい」

 

そういった方にぜひこの制度を活用して、保護犬との生活を楽しんでいただきたいと思います。

 

里親募集中

NPO法人Link toでは、保護犬の新しい里親さんを募集しています。ぜひご興味ある方はご連絡ください。

里親募集中のワンコの一覧はこちらからご覧下さい。

 

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ボランティアスタッフ募集中

ペット飼育経験有無にかかわらず、お任せできることは沢山あります。
月に数回からでも何かお手伝いをしたい、保護犬たちのためにできることをしてあげたい。
そのような想いをお持ちの方は、ボランティアページよりお気軽にお問い合わせください。

 

ボランティアページはこちらからご覧いただけます。

預かり場所

老犬ホームスマイルフラワー

老犬ホームスマイルフラワー
〒266-0002 千葉県千葉市緑区平川町1349-11

 

アムール動物病院

アムール動物病院
〒297-0012 千葉県茂原市六ツ野3697−2

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