老犬すこやか基金とは?

「高齢になって愛護センターで保護されている」 「持病があり、なかなか里親さんが見つからない」
そのような老犬たちが、私たちの施設ですこやかに暮らせるよう、そして素敵な終生預かりボランティアさんと出会えるよう、継続的に活動を続けていくための基金となります。
保護犬ラッキーの悲しい出来事をきっかけにこの基金の立ち上げました。 全国にいる1頭でも多くの老犬たちが、この基金を元に幸せになってもらえるよう、大切に活用させていただきます。。
「保護犬猫のために何かしてあげたい。」、このプロジェクトを通じてぜひみなさまと一緒に高齢の保護犬たちもすこやかに暮せる社会を目指していきたいと考えております。
保護犬ラッキーのお話

当団体でお預かりしている保護犬ラッキーのお話になります。
ラッキーは老犬ホームスマイルフラワーで約2年間お預かりしていました。ちょうど2年目に入るころ、飼い主さまより連絡が入り、施設へお迎えに来られるとのこと。ご自宅でゆっくり過ごせるということでスタッフ一同で嬉しく思っていました。
そして、お迎えしてから数時間後、
「ラッキーくんをお引き取りしました」
愛護センターより連絡が入りました。
あまりにも突然の連絡で私たちも言葉を失ってしまいました。
理由は、「飼育がむずかしくなったから」
ラッキーの気持ちを考えると居ても立っても居られず、急いで愛護センターへ引き出しに向かいました。お迎えに行った時のラッキーは、知らない音や声、匂い、動物たちの鳴き声に混乱し震えていました。
ラッキーは17歳と高齢です。きっとこの先どうなるか不安でいっぱいだったと思います。
施設に戻ってきてからも、まだ不安が抜けきらないようでしばらくお部屋をぐるぐる…。
少し時間を空けて様子を見てみると、落ち着いてくれたのかご飯を完食し、いつもの場所でトイレをしてお布団に丸まっている姿がありました。その姿をみてとても安心しました。
そして、ラッキーがとても不安だったと思うと、改めて胸が締め付けられる思いでした。
持病のある高齢の保護犬たち

Link toにも持病があったりして里親さまが決まらない高齢の子たちが沢山います。持病があっても元気な子もいますし、お散歩大好きな子もいます。現在、当団体にて「わんこフェスタ」というイベントを開催したり、その他様々な譲渡会にも参加しておりますが、こうった活動にもっと参加していくことで今の現状についてもっと多くの方へ知っていただきたいと考えています。
目指す未来

これからLink toでは、保護犬猫カフェプロジェクトなどを通じて全国に活動を広げていきたいと考えています。現在は千葉県を中心に活用していますが、どのエリアにもなかなか里親さまが決まらない子が沢山います。そういった子たちが1頭でも多く、すこやかに暮らせる場所を作っていきたいと考えています。
寄付金の活用用途
主に以下の用途で活用させていただきます。
・医療費:複数の病気があり、月に数万円の費用が掛かってしまう子もいます。
・食費:どこか体に悪い箇所があれば、療法食も必要になります。
・人件費:今のところ最低限の人数でボランティアさまに助けていただきながらお世話を行っています。これから1頭でも多くの子に幸せに過ごしていただくためにはスタッフの増員も必要になってきます。
・譲渡会への参加/活動のための認知向上:様々な地域に譲渡会へ行くのも交通費などが必要になります。やはり譲渡会に参加することが保護犬のことを知ってもらえる一番大切な機械であると感じています。今のところできる範囲で参加しておりますが、まだまだ譲渡会が行われていない地域もありますので、様々な場所で参加していきたいと考えています。
ご支援は1回1,000円~、毎月500円~、受け付けております。
クレジットカードによるご寄付も可能です。
ぜひ皆様のご支援をお待ちしております。
里親募集中の犬

保護犬には元野犬の子や捨てられてしまった子など、様々な子がいます。
当団体では、ドッグトレーナーが社会化を行い、新しいご家族へ譲渡させていただきます。
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