保護犬猫カフェPROJECT

保護犬猫カフェプロジェクトとは?

保護犬

現在、NPO法人Lin koでは、JPB動物病院グループの老犬ホームスマイルフラワーとアムール動物病院と提携して保護犬猫の譲渡活動を行っています。千葉県において少しずつ認知が上がってきておりますが、新しい家族を待っている子は全国にまだまだ沢山います。
そこで、どうすればより多くの方へ保護犬猫と実際に触れ合っていただき、そして新しい家族と出会えるかを考え、本プロジェクトをスタートすることにしました。このプロジェクトでは、私たちが全国で保護犬猫カフェを運営することを通じて、1頭でも多くの子に幸せになってもらえるよう活動していきます。
「保護犬猫のために何かしてあげたい。」そう思っている方も増えてきている中、このプロジェクトを通じてぜひみなさまと一緒に人とペットがもっと暮らしやすい社会を目指していきたいと考えております。

プロジェクトの背景

保護犬

日本において少しずつ保護犬猫を飼育される方は増えてきていますが、ペット先進国の欧米と比べるとまだまだ少ないのが現状です。ではなぜ選ばれないのかというと、やはり保護犬猫と触れ合える施設が少ないという理由が最も大きいのではないかと感じています。
保護犬猫を飼育しようと思ってもどこに見に行けばわからない、安心できる団体がわからない、保護施設が近場に無くて結局ペットショップで購入することにした、このようなお話をよく聞きます。このプロジェクトを通じて、できるだけ多くの方に保護犬猫と触れ合える機会を増やして、譲渡につなげることにより1頭でも多くの子に幸せになってもらいたいと考えています。

保護犬猫の現状

保護犬

2024年度の殺処分数は、犬は2,118頭、猫は6,899頭と統計以来1万頭を下回りました。2023年度よりも3,000頭ほど減少している一方で、保護犬猫の飼育頭数が大幅に増えていないことをみるとさらなる活動の推進が必要であると感じます。
※環境省の詳細データはこちらからご覧下さい。
この課題の根本的な課題を解決するために、3つの軸が必要であると感じています。
1つ目が保護犬猫受入施設を増やすこと、2つ目が保護した子たちを正しく社会化できること、そして3つ目が保護犬猫と触れ合える施設を増やすことになります。保護犬猫カフェを増やすことにより、1つ目と3つ目を補うことができ、2つ目については提携しているJPB動物病院グループの協力のもと、活動を推進していきます。

人の社会課題の解決へもつながる

保護犬

本プロジェクトでは、保護犬猫に関する社会課題の解決に加えて、人の社会課題の解決にもつながると考えています。主に下記の点において役立てると考えています。

地域のコミュニティ形成

ペットを通じて人と人とのコミュニケーションを増やすことができます。例えば、高齢者が多い町では一緒に保護犬猫のお世話をすることで周りの人とのつながりがうまれます。そしてそのつながりは高齢者の健康寿命の延伸や災害時の情報交換など、様々なメリットをもたらします。少子高齢化が進む中、保護犬猫カフェを通じて地域のコミュニティ形成も目指していきます。

若者の孤独孤立対策

周りの人とうまくいかず孤独感を抱えている、親が共働きで寂しい気持ちがある、このような若者が増えてきているのは社会課題の1つです。保護犬猫カフェを通じて、動物だけでなく、そこにいる人とのコミュニケーションがうまれます。そしてこれらのコミュニケーションを通じて、孤独感を解消して社会の一員としてこれから成長していくきっかけとなります。

こどもの情操教育

情報がいつでもどこでも手に入る便利な時代になり、また誰とでもいつでも連絡が取りやすい時代となりました。その一方で、人と人とのつながりは薄れてきてくることで、より人の気持ちを思いやることが必要になってきている時代です。こどもは動物との触れ合いを通じて命の大切さや相手を思いやる気持ちを学ぶことができます。保護犬猫カフェを通じてこどもの情操教育にもつなげていきます。

災害時の避難所として

保護犬

東日本大震災をはじめとした災害時においてペットと同伴避難できる場所はまだまだ限られています。今後すぐに同伴避難場所が増えていくかどうかを考えた時に、自治体によって様々な事情がありますので急に増えることは難しいかもしれません。
自宅に戻れる状況でなく、車も持っていないのでどうしても預ける場所がない。そんな時に私たちが全国へ広めていく保護犬猫カフェが万が一の際の避難所になればと考えています。

プロジェクトの計画

今後3年間で10施設のオープンを目指します。
2025年は、青森県、鳥取県、神奈川県におけるスタートを目指しています。オープン後もそれぞれの地域のみなさまと協力しながら長く応援していただける施設になれるよう邁進して参ります。また、一部地域においては、その地域の学生とともに計画を進めており、学生たちの活躍の場も増やしていきます。

寄付金の活用用途

主に以下の用途で活用させていただきます。

・施設のオープン時の資金:空き家の購入、内装、外装、設備購入など

・日々の保護犬猫のお世話:食費、医療費、日用品の購入など

・カフェの人件費:店舗スタッフなど

 

ご支援は1回1,000円~、毎月500円~、受け付けております。
クレジットカードによるご寄付も可能です。
ぜひ皆様のご支援をお待ちしております。

里親募集中の犬

保護犬

 

保護犬には元野犬の子や捨てられてしまった子など、様々な子がいます。
当団体では、ドッグトレーナーが社会化を行い、新しいご家族へ譲渡させていただきます。

里親募集中の猫

保護猫

 

様々な理由で保護された猫を譲渡しています。里親希望の方はぜひご相談下さい

 

支援したい方

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